2025.02.15
法面工事は、土砂崩れや浸食を防ぐために重要な土木工事です。
しかし、実際にどのような流れで行われているのかご存じない方もいるでしょう。
そこでこの記事では、法面工事の流れについて解説します。
▼法面工事の流れ
①現場調査や施工計画を立てる
まず現場調査を行い、地盤の状態や周辺環境を把握することが必要です。
次に工事計画が立案され、必要に応じた法面保護の方法が選択されます。
②木を伐採する
法面工事を山林部で行う場合、施工計画に沿った作業範囲を確保する必要があります。
その際に必要であれば木を伐採し、施工の妨げとなる障害物を除去しましょう。
③仮設防護柵を設置する
道路や建物が近くにある工事では、仮設防護柵を設置します。
工事中の土砂や落石を防ぎ、通行人や作業員の安全を確保するために重要な作業です。
仮設防護柵はH鋼を支柱として、そこに丸太や板で仕切りをした構造のものが一般的です。
④切土・盛り土を行う
施工の準備が整ったら、施工計画に従い切土したり盛り土したりすることで、法面の高さと傾斜を粗く作ります。
法面の仕上げは、油圧式ショベルのバケット部分を使用して整形する方法が一般的です。
⑤法面保護工事を行う
法面が完成したら、施工計画に沿った法面保護工事を行います。
モルタルやコンクリートで固めたり、植物を繁殖させたりする方法が多いです。
⑥仮設防護柵を撤去する
最後に仮設防護柵を撤去し、施工完了です。
その際に残土があれば搬出し、現場をきれいに整えます。
▼まとめ
法面工事は、現場調査を行い施工計画を立てることから始まります。
適切な手順を守ることで、安全で高品質な法面工事が実現できるでしょう。
福島県にある『開良建設株式会社』では、太陽光発電所の土木工事や造成工事を行っています。
ファブリフォーム工法での法面工事をお考えの方は、いつでもご相談ください。