2024.10.08
太陽光発電所の設置を検討しているけれど、どのように進めればよいか分からない方もいます。
事前に手順を理解しておけば、安心して手続きや工事に取り組むことが可能です。
そこで今回は、太陽光発電所を設置する時の基本的な手順を解説します。
▼太陽光発電所を設置する時の流れ
①現地調査や地盤調査を行う
まずは、太陽光発電所を設置しても問題ない場所か調べるため、現地調査や地盤調査を行います。
現地調査は、地形や造成盛土などの状況を見て、地盤の安全性を評価する作業です。
また地盤調査では、標準貫入試験や簡易動的貫入試験などによって地盤の耐久性を調べます。
②工事の契約
調査を行って太陽光発電所を設置しても問題ないことが分かったら、業者と工事の契約を結びます。
工事実績や保証内容をしっかり確認し、信頼できる業者に工事を依頼しましょう。
③FIT申請
契約が済んだら、工事を始める前にFIT申請を行います。
電力会社への接続申請と経済産業省に対して、事業認定申請を行うことが主な内容です。
申請には2~3カ月程度かかるので、注意しましょう。
④工事着工
FIT申請が済んだら、実際に工事を行います。
工事といっても、太陽光パネルの設置工事や配線工事などさまざまなものがあります。
特別な基礎工事が必要になる場合、工期が延びることが多いため、事前に確認しましょう。
⑤引き渡し
工事が完了したら、施工検査や電力会社による検査などが行われ、問題なければ引き渡しとなります。
▼まとめ
太陽光発電所の設置は、以下のような流れで行われます。
①現地調査や地盤調査を行う
②工事の契約
③FIT申請
④工事着工
⑤引き渡し
細かな手順は設置する太陽光発電所の種類や規模によって異なるため、事前に業者へ確認をとり、スケジュールを決めましょう。
福島県の『開良建設株式会社』では、太陽光発電所を設置する際に必要なさまざまな工事を承っております。
造成工事や土木工事などを行う際は、当社までお問い合わせください。